MEMBER INTERVIEW

レバレジーズと一致した、ユーザーファーストの考え方
誰かの問題解決のため、職能を広げてデザインする

Name: 富田 優 法政大学卒
Position: デザイン戦略室 グロースデザインチーム

どんな学生生活を送っていましたか。

私は法政大学のデザイン工学部の出身で、デッサンやイラストの他に、プログラミングやマーケティングなど、ものを作る上で必要なことを網羅的に学んでいました。

その中で、ヒューマンセンタードデザインという、人を中心としたデザインの考え方に興味を持ちました。それまでは自分が作りたいモノを作るのがデザインだと思っていましたが、誰かの問題解決のために必要なことを考えてものを作ることがデザインだということが分かってから、デザインが面白いと思うようになったんです。

それで、エンジニアの友人とディレクターの友人と3人でサービスを作り、ビジネスコンテストに出場しました。家に忘れ物をした時に忘れ物に気付くサービスだったのですが、結果的にマイクロソフトのスポンサー賞をいただきました。

どのような就職活動を経て、レバレジーズに入社を決めたのでしょうか。

最初は単純に、ゲームが好きだからという理由でゲーム業界を見ていました。ただ、エンタメのような「こんなサービスがあったら面白いな」というものは世の中にたくさんあるので、「誰かが困っていることに対して必要なものを生み出す」ことがしたいと思ったんですよね。

アートなどの自己表現に正解はないですが、デザインはターゲットが決まれば、ユーザーの問題に対しての解決方法や伝え方などをロジカルに考えていくと、正解率が上がっていきます。それが分かってから問題解決ができる仕事がしたいと思うようになり、ゲーム業界からシフトしていきました。

また、大学でマーケティングやプログラミングを勉強して、デザインでアウトプットできるスキルがあったので、「多角的に見れる視点を武器にしてものづくりをすること」も就活の軸にしていました。

ただ、最終的にUIデザイナーやWebデザイナー、アプリのデザイナーなどたくさん内定をもらっていたのですが、多角的なアプローチから問題解決ができるデザインを求める会社はかなり少なかったです。

そんな時にレバレジーズと出会って、「うちでは本当に必要なものを作ってもらいたい」と言われて、それがヒューマンセンタードデザインに近いと思ったんです。その考え方こそが自分のやりたい事であり、私がデザイナーを目指したきっかけと一致したので、レバレジーズに入社を決めました。

吉澤氏の仕事風景

ユーザーのためにマーケティングの知識を習得自分のできる範囲を広げたら、より仕事が楽しくなった

入社後はどんな仕事をされてきたのですか。

最初は『ハタラクティブ』のサイトの運用をしていました。私はそれまでフロントエンドのHTMLやCSSはほとんどやってこなかったので、実務の中でひたすらハンズオンしていました。また、他にもイベントのためのポスターやバナー制作もして、1年目はデザイナーがやるであろうアウトプットを一通り経験しました。そして、ちょうど広く知識がついた頃に『キャリアチケット』という新規事業のメディアの立ち上げにアサインされました。『キャリアチケット』では、投資フェーズから、しっかり収益上げられるフェーズまでデザイン全般に関わりました。

現在は、『キャリアチケット』のメディアのUIデザインやフロントエンド開発に加えて、採用や研修にも携わっています。

レバレジーズで身についたことは何ですか。

デザイナーとしてのスキルはもちろんですが、マーケティングの知識も身につきました。自分の中で、「ユーザー中心で考えたい」という思いがあるので、サイトの状況や流入数など最低限の数字やレートを把握できるように、Google Analyticsなどの分析ツールの見方をマーケターに教えてもらったり、社内のマーケティングの勉強会に参加させてもらったりしました。

自分の概念と数値を見るスキルを合わせて、問題解決の会話の土俵に立てるようになってからは、施策出しも積極的にできるようになっていきました。ただ言われたことをやるのではなく、自分で分析して事業に必要な施策を提案できるようになると、問題解決に関われている実感ができるようになり、より仕事が楽しくなってきました。

サービスに対して定性的に仮説を立てるデザイナーは多くいると思いますが、定量的な仮説立ても合わせてできる人はあまり聞かないので、その力がついたのは良かったと思いますね。

ユーザーとの接点をつくるのが、デザイナーの面白さもの作りに必要なことを、吸収し続ける

吉澤氏の仕事風景

今後の目標を教えてください。

誰かが困っていることを解決するために、ものを作り続けていきたいです。問題解決はマーケターでもエンジニアでもできますが、ユーザーの問題解決において、興味を持つきっかけをつくることは、デザイナーにしかできないと思うんですよね。一番初めのユーザーへの影響力を担えることが面白いので、自分はデザイナーという肩書きで問題解決をしていきたいです。

そのために、形をつくるまでに必要なことなら、デザインの領域を超えて知識を習得していきたいです。レバレジーズはオールインハウスで、あらゆる職種のプロフェッショナルが社内に在籍するため、その環境を活かして実現していけると思っています。自分が分からないことを分かるようにするための方法をしっかり認識して、何を作るべきかを見える化したり発言したりするのが自分の役割だと思っているので、デザイナーとしての役割を活かすために、必要なことは何でも吸収していきたいですね。