FUNDiT（ファンディット）が掲げるミッションは、「IT領域での事業投資と経営の最適化から、ステークホルダーと日本の未来に貢献する」というシンプルな一文に集約されます。同社が目指すのは、金融投資や不動産投資が一般化してきたように、IT事業への投資が「手軽で魅力的な選択肢」になる未来。あらゆる分野のDX（デジタルトランスフォーメーション）が叫ばれる現在、ITサービスは企業や個人の生活基盤そのものになりつつあります。だからこそ、運営者が高齢化したり、資金繰りの問題で継続できなくなったりすることで、優れた技術やアイデアが世の中から消えてしまう社会課題を根本から解決するために、日本の個人資産や世界各地の投資マネーを積極的にIT事業へ循環させる仕組みづくりに取り組んでいます。

将来的には、一つひとつの買収・ロールアップを糸口として、数年後には数百を超えるIT事業を統合・連携させるメガベンチャー集団を形成する構想を立てています。さらには、単なる売買利益ではなく、事業同士が相乗効果を生み出し、イノベーションが連鎖的に起こる環境へと引き上げていこうとしています。日本のみならず、アジアやその他の地域の潜在力を引き出すことで、グローバルに通用するITエコシステムを築く――これこそがFUNDiTの描く大きな展望です。

FUNDiTは、IT領域の中でも特に成長途上や伸び悩む中小型事業にターゲットを絞り、M&A（合併・買収）とロールアップという手法を用いてバリューアップを実現するビジネスモデルを築いてきました。案件をつなぐ・資金を出すといった部分で手数料を得る「買って、終わり」ではなく、買収後に“自社のアセット”として本格的に事業運営にコミットするという点が他社にはない強みです。たとえば、動画系のプラットフォームやWebメディアであれば、独自のSEO・広告運用のノウハウを活用することで、PV数や視聴回数を短期間で飛躍的に向上させることも可能です。専門チームが積極的にサイト設計やクリエイティブをリニューアルし、マーケティング施策を実行することで、眠っていた事業が一気に呼び覚まされる。こうした“事業再生”を複数同時に行える仕組みこそが、ロールアップの面白さでもあり、FUNDiTが提供する最大のインパクトです。

事業が再び成長軌道に乗ることで、雇用が生まれる→新しいパートナー企業との連携が増える→さらに投資家や金融機関も参画しやすくなるという好循環が期待できます。同社は、こうした好循環のループを数多く生み出すことで、IT市場全体を活性化させ、日本の未来に貢献しようと取り組んでいます。

FUNDiTでは正解の見えないなか自分で一から状況を切り開いていくことで、他では得難い「事業責任者としてのリアルな経験」を積むことができます。買収したITサービスの多くは、広告面が更新されていない、SEOが弱いといった課題が山積しています。それを自ら立て直し、わずか半年で黒字化させるのは想像以上に泥臭い作業の連続です。しかし、泥臭いぶん結果がダイレクトに返ってくるのがFUNDiTの面白さ。動いた分だけ、目に見える成果と成長を実感できるのです。

メガベンチャーやミドルクラス大手にあれば用意されている研修やサポートも、ここでは最低限。むしろ「自分が動かないとプロジェクト自体が止まる」ほどの裁量と責任を負います。プレッシャーは絶大ですが、そのぶん20代で子会社社長や役員に抜擢される例もあるなど、若いうちから経営者視点を養うチャンスが目の前に広がっています。「若いうちに厳しいステージで、本気で事業を動かしたい」と強く思う方にとって、これほど刺激的な場はないでしょう。自らの意思と行動でビジネスを大きく変えたい、難易度が高いほど燃える――そんな“攻めの姿勢”を持つ人には、FUNDiTのハードな環境こそが最高の舞台になるはずです。