「ひととき」から「数年」、そして「生涯」まで、そのときどきの人生に寄り添う幅広い事業を展開しているシマダグループ。近年、その中でも注力しているのが、地域のニーズに向き合ったリノベーションホテルの開発・運営です。土地と建物の選定・仕入れ、建築士とのデザイン創造、施工から開業・運営に至るまで、自社で一気通貫して手掛けています。アパート機能を持たせたり、歴史ある宿場街を活かし酒蔵と提携したり、待機児童問題や介護に寄り添ったりと、個性と多様性を持った「Only one の価値を持つ宿泊施設」を次々に創出。同グループが手掛けた施設はグッドデザイン賞11年連続27作品という快挙を成し遂げていることも特筆すべきでしょう。ホテル開発を通して社会課題に向き合うという斬新な発想によって、新たな「ホテル×○○」を創り上げ、社会に大きなインパクトを与えることが可能です。

シマダグループは「誰かのひととき そして生涯を いい時間（とき）に」を理念に掲げています。おいしい食事のひととき、チェックイン時の美しい夕暮れ、新しい住まいへの引っ越し、晩年の穏やかな日々……。さまざまな時間軸で織り成されている人生のシーンに寄り添い、そんな誰かが過ごす「いい時間（とき）」を創造すべく、不動産業・旅行事業・飲食事業・介護事業と多領域で培ったグループのノウハウにホテルを掛け合わせた新しい価値を提供しています。一例として「ホテル×介護」の葉山うみのホテルでは、多彩なアーティストを招待して『平和と愛のコンサート』を開催。入居者と地元住民に好評を博し、毎年恒例のイベントに。自社事業のみならず地域の人々にも細やかに目を配り、ミッションを実現しています。今後も唯一無二の価値を持った個性的なホテルを継続的にオープンしていく方針であり、必然的に新卒入社のメンバーにも多くのチャンスが生まれます。実際に、新卒4年目でホテル事業本部に抜擢される例もあり、マネジメントする側から新しい事業創造に携われる貴重な機会です。

少数精鋭のホテル事業部では、一人ひとりが幅広い仕事を連携して行うことが必要となります。一連のホテル業務を広く深く理解できるため、迅速にスキルを向上させられる環境です。それぞれのホテルが異なるコンセプトを持っているからこそ、ゲストの利用目的も、客層も、接客スタイルも様々であり、ホテル・接客業を極めていける奥深さも味わえます。また、ヨコの繋がりを大切にするカルチャーが根付いているため、他の事業部との交流も多く、異なる視点や新しいアイディアを採り入れられます。キャリア形成に関しても決められたレールはなく、柔軟な考えで「自分の得意」を見つけて、次のステップへ向かうことができます。具体的には、4年目以降から現場マネージャー、人事企画部、管理・運営、広報など、自身の志向と特性を活かした道を選択することが可能です。現在求められているのは、支配人や事業本部を担うマネジメントレイヤーになれる人材。幹部候補生として新卒から活躍していきたい方に、特におすすめします。