長期インターンは、就活のインターンとは異なり、随時募集しています。また学年も不問です。そのため、いつでも企業の選考を受けることができます。

そのなかで長期インターンでの実績や成長を実感できるようになるためには、最低でも3か月程度かかります。また長期インターンで得たスキルや経験は複利式に拡張していきます。そのため、早くから始めて時間を味方につけることで、その効果を最大化できるようになります。

◎大学2年生の秋から大学3年生の春にかけてが最も多い◎

Goodfindで長期インターンを探される方の傾向を見ていると、長期インターンを始める時期のボリュームゾーンは「大学2年生の秋から大学3年生の春」になっています。

この時期に長期インターンを始める人は、就活・サマーインターンを見据えてビジネス感度を高めたいという意図を持っていることが多いです。実際にGoodfindの長期インターン面談でも、戦略コンサルティングファーム、外資系金融、メガベンチャーなど早期に選考を行う企業への対策の観点から長期インターンを探すという話をよく耳にします。

もっとも近年では大学2年次の冬には早期選考を受けたことがある学生も増えています。こうした方が実力不足を補うために長期インターンを始めるケースも増えています。

◎大学3年生の秋もボリュームゾーン◎

上記に次いで多いのが、大学3年次の秋に長期インターンを始めるというケースです。この時期に長期インターンを始める方は大きく2つに分類できます。

1つ目が「大学4年次の本選考に向けてビジネススキルを高めたい」と考える方、2つ目が「早期選考で内定を獲得し、残りの大学生期間をスキルアップに使いたい」と考える方です。
なお、この時期に「大学4年次の本選考に向けてビジネススキルを高めたい」と考えて長期インターンを始める場合には、勤務時間の調整が重要になります。就活にかかる時間が想定と実際で大きくずれることもありますので、慎重に検討してください。

◎大学1年生、大学2年生の早いうちから始める人も増えている◎

就活を念頭に置かずに長期インターンを始める方も増えています。特に多いのが大学2年次の4月から6月です。

大学2年次の4月から6月に長期インターンを始める方は、「比較的時間に余裕のある大学二年生の夏学期と夏休みに新しいことをしたい」という動機をお持ちの方が多いです。
また「アルバイトよりも複雑な仕事をしてみたい」「ビジネスを学びながら留学や遊びなどの費用を工面したい」という動機の方もいらっしゃいます。

なお大学1年生の場合、春学期は必修科目が多くあまり時間も捻出できないため、多くの場合、大学1年次の春休み（1月-3月）に始めているようです。

◎大学4年生から始める人の特徴◎

大学4年生で長期インターンを始める方の場合、開始時期は大学4年次の4月から7月に集中します。

この時期に始める方の動機は「新社会人になるまでにビジネススキルを身につけたい」「大学生活最後に大きなことをしたい」といったものが多いです。なお多くの企業では7月ごろに大学4年生の採用を終了します。

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