いよいよ到来しつつある超高齢化社会。すでに65歳以上の人口は29%を超えており、2040年には日本の国家予算の35%にも上る92兆円が医療費と介護費にかかるという予測が出ています。医療やヘルスケアを取り巻く問題を、ビッグデータを活用することで可視化し、全ての人が健康で豊かな人生を送ることができる「健康社会の実現」を目指しているのが、JMDCです。同社は医療ビッグデータの分析、解析、統計、モデリングサービスの提供という独自性の高いビジネスで、健康保険組合、製薬企業・生損保企業、研究機関とWin-Winの関係を築き、健康増進に繋がる環境づくりに貢献し続けています。

JMDCが創業される以前には「どんな病気をした人に、どんな薬が処方されているか」などの医療データが利活用されていませんでした。同社は初めて紙でしか存在しなかったレセプト（診療報酬明細書）を、健康保険組合から集めてデータ化。現在JMDCが保有する医療データベースは量、質ともに業界トップクラスを誇ります。高品質のデータは製薬、研究、健康増進、予防医療といった様々な領域で活用され、グループ全体として日本医療のDXと、データの活用によるヘルスケアを推進しています。自社の利益のみならず、社会全体の未来を見据える同社の取り組みが実を結び、2023年6月には、業界を超えた健康経営の実践に取り組む148社・団体が集結する「健康経営アライアンス」が発足。JMDCは代表幹事8社に名を連ね、「社員の健康をつうじた日本企業の活性化と健保の持続可能性の実現」というビジョンの実現に向けて力を尽くしています。

JMDCには、ビッグデータ活用という将来性に満ちたビジネスに魅力を感じた優秀な人材がマッキンゼー、BCGといった戦略コンサルティングファームや、メガベンチャー企業から集結しています。そんな優秀な人材の中で様々なノウハウを習得してチャレンジしていくことができます。多くの新規サービス開発に取り組むBizDevや企画、クライアントの課題解決に携わるコンサルティング、データの新たな価値を創出するデータサイエンティストや、よりベンチャーの風土が強いグループ会社との連携を深めるPMIやM&Aに携わるなど、本人の意思に沿った多様なキャリアを描くことができるのが特徴です。